「愛の論理」飯田史彦 著


 

思い当たりすぎてしんどかった💦

自分自身に価値をもてないから、問題のある人を愛して、自分自身と向き合うことを逃げる。

・・その通り。。

でも気付いたから、、 その枠組みからもう出ていきたい。

自分自身を受け入れて愛する・・ 大好きな親から完全拒否されて育ってきたのに、これは一体どうしたらいいんだろう???

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「他人のために物を手に入れるのは気が楽です。

自分が他人に有用でないなら、他人に受け入れられないのではないかという恐れ。

自分のために、幸福になったりすることに逆らう制止。

自分は愛することができるという幻想。」

暖かい情感の交流を持たないままで、孤独の牢獄にとらわれている。

慈悲とは、すべての人々に深い愛情をもち、安楽を与えるという意味の「慈」と、悩める人の苦しみを取り除いて思いやることを意味する「悲」。

愛は落ちるものではなく、みずから踏み込むものである。愛は与えることであり、もらうことではない。

愛せる人が見つかることは人生の素晴らしい偶然であり、その人そのものを愛することである。

愛の定義①相手を受け入れ評価しない②相手の最善を望むこと③相手の能力開花の手伝い。

人生はだんだんとあきらめてゆくことの修行である。

自分をしっかり愛することができない人は、他人を愛することもできない。

・不健康な罪悪感(特徴)

献身をしすぎる

心配の仕方だけは知っている

人を助けてあげなくてはといつも思っている

心配事で目を覚ます

完全主義

人にお願いしたくないし、頼みたくもない

褒め言葉を素直に受け取れない

 

愛してもらうためには何かをしなくてはならないと考えていた。与える愛こそすべてだと思っていた。

自分というものを保ち続けることは、自分に対して愛と敬意を持ち、人が愛と敬意を持って接してくれるようにすることで、自分に力をつけるということだ。

 

自分を愛せないからこその自己犠牲。

自分が愛しているのは、性格的に障害を持った危険な人物だと認識する

状況を変えるためには行動に出るしかない。

 

生きるのに他人が必要なら寄生虫。1人でも十分やってゆける人が一緒に生きることを選んだ場合に限って、愛しているといえる。

 

依存のある人の内部には空洞があり、底なしの奈落の満たされるのを切望しているが、完全に満たされることはない。自分の一部がどこかにいってしまったと感じている。孤独に耐えるのが大変難しい。

 

愛することが苦痛をともなう時、私たちは愛しすぎているのである。

執着したことがあるなら、愛ではなく「恐れ」ではないか。私たちは自分が孤独で愛される価値のないものとして、無視され見捨てられ、破滅するのではないかというおそれを抱くものだ。

「自分は愛されないのではないか」という自信の欠如が、相手を失ってしまうという恐怖心になる。

「愛しすぎる」とは、執着を愛だと思い込み、マイナスになると承知しながら執着を断ち切れないでいる状態。

★その理由・特徴

・機能不全な家庭で育っている

・愛情と保護を与えられずに成長している

・親とよく似た冷淡なタイプに惹かれ、親に対する努力を彼に対して再び試みようとする

・助けるためならどんなことでもする、お金もいとわない

・気に入られようと努力する 

・自分は幸せになる資格がない人間だと思い込んでいる

・自分と向き合うことをさけるために、問題のある人を愛しやすい

・自分に関心を持つ安定した信頼できる人に魅力を感じない

★抜け出すために

・他人の世話係から、自分の世話係へ

・自分の本質を表しながら、仮面をかぶっていない本当の自分の姿を示す

・愛しすぎ症候群を認めるのはつらい。

・自尊心を回復する必要性

・人が自分を傷つけたりした時に、何かで自分をごまかすことはしないこと。我慢していればいつかは認められるという幻想は愛をもたらさない。

・自分の心をみつめること。問題は彼にあるのではない!

・1度も幸福を経験しなかった人はたくさんいる。

 

愛における幸福は、絶えずお互いが歩み寄る努力をしてはじめて手に入るものである。

結婚しても、どんな問題も解決しません。

自分は損をしている、相手は得をしていると思い続ける限り、結婚は不快である。

 

うまくいかなくなった関係をいつまでもダラダラ続けるべきではない

うまくいかなかったからといって、時間の無駄とか失敗ということにはならない。

どんな恋愛や結婚でも、何かそこから学ぶことがある。大事なのは、学ぶことであり、その過程であり、体験により成長するということ。

その後の人生に生かしていけば良い。

・人生でもっともつらいことの1つは、自分の築いた関係がうまくいかず、別れるべきだと認めなければならないこと

・多くの妻は、イキイキとした人格を生きることをやめて、脳死状態を生きる

★再婚

・2人が一緒にがんばれること

・成長意欲を持っているか

・人間として尊敬できる人物であるのかどうか

・素直な感情表現

 

愛するということ

・人に優しくすること

・人に温かく接するということ

・失敗を恐れないこと

 

自尊心・・その人がその人であるというだけで、家の宝として最も大事にされ、無条件に愛され尊重される存在

・いじわるな人は、本当は自分を愛することができず、自分に自信がないからこそ、その反動として、自分の力を誇示したがる。愛の欠乏が攻撃的にさせている

・しかるべき時に与えないことが、与えるよりも思いやりのあること。世話をするより自立をうながすほうが愛情深いこと。」